ガスコンロからIHに交換したい方向け。交換費用ってどのくらいかかる?

ガスからIH

あなたは「ガス」と「IH」どちら派でしょうか?

ガスコンロを使っているご家庭でも、新しく取り換えるチャンスがあればIHに変更したいと考えられている方も多いものです。

インターネットが昔と比べてすごく普及しましたので、ネットショップで価格の安いIHクッキングヒーターを探すことが簡単になりました。

その影響か、本体価格のみで交換できると考えられている方も大変多いのが現状です。

「IH→IH」の場合は、サイズや規格が今のIHクッキングヒーターに合っていれば、簡単に交換することができますが、「ガス→IH」は本体価格以外に工事費用が必要です。

今回の記事では、ガスコンロを利用されている方がIHクッキングヒーターに取り換えるときの工事費用や注意点について、ご紹介していきたいと思います。

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それではまいりましょう!

ガスコンロからIHに変更!どんな工事が必要?

冒頭でも話した通り、インターネットの普及のおかげで、あらゆる物やサービスをインターネットで購入することができるようになりました。

ネットショップとリアルの店舗を比べると、ネットショップの方が圧倒的にコストを抑えることができるのは言うまでもありません

リアルの店舗だと、店舗の賃料や電気代などの維持費・人件費など高額になりますし、常に在庫を抱えておく必要がありますが、通販だとその必要がありませんよね。

最低限の人件費と通信費くらいで運営することができ、なおかつ、他のショップに負け地と価格競争が行われているので、我々消費者は安く購入することができるのです。

少し脱線しましたが、「IHクッキングヒーター」も例外ではありません。

通販サイト大手の価格.comだと、一般的な3口ヒーターは4万円を下回る商品もあります。

これだけ安く購入できるのは通販ならではですが、その影響か、商品価格のみでIHを使えるようになると思われている方が多い印象です。

特にガスコンロを使われている場合、熱源が「ガス」から「電気」に変わるわけですから、器具を交換しただけでは使うことはできません。

専門工事が必要というわけですね。

ガスコンロからIHクッキングヒーターに変更するために、最も重要なのが「電源を取り出すこと」です。

今まではガスコンロだったので電源の必要はなかったのですが、IHクッキングヒーターを使うための電源を新しく分電盤から配線する必要があるんですね。

また、IHクッキングヒーターを使うためには、200Vの専用回路が必要です。

専用回路とは、容量が大きい電気機器を容量オーバーでブレーカーが落ちることを避けるために単独で配線することなのですが、リビングに設置されているような容量の大きいエアコンやIHクッキングヒーターは200Vが使われます。

一般的なご家庭だと単相3線式という方法で電気が配給されていますので、分電盤内の操作で簡単に100Vと200Vを変換することが可能です。

単相3線式とは、3本の幹線を宅内に引き込み、そのうちの2本を使い分けることで、100Vと200Vの電気機器を両方取り扱うことができる配線方式です。

分電盤に用意されているIH用の回路や空き回路を利用して、天井裏からキッチンまで配線をすれば、IHクッキングヒーターの電源を確保することができるということです。

ガスコンロからIHに変更!工事の注意点

ガスにはガスの特徴、IHにはIHの特徴がそれぞれあります。

先ほども書いた通り、新しくIHクッキングヒーターを使うためには上辺の商品だけを入れ替えるだけではなく、IH用の専用の電源を分電盤から取り出す必要があります

この分電盤から電源を取り出す際にいくつか注意点があるんですね。

まずは、ご自宅の配線方式が単相3線式と単相2線式のどちらなのかということ。

単相3線式であれば、分電盤内で簡単に切り替えが可能でしたが、単相2線式の場合はIHを使うために単相3線式に変更する必要があります

築年数が経っている住宅だと、単相2線式で引き込みをされている可能性が高いです。

単相2線式だとIHクッキングヒーターは使えませんので、幹線から3線を引き込み直し、ブレーカーや電力計を200Vに対応したものに交換する手間が増えるんですね。

また、幹線から単相3線式で引き込まれていたとしても、IH用の電源を取るための空き回路がなくてはなりません。

築浅の住宅だと、もともと業者側が今後のことを見越してIH用の回路を作っていたり、空き回路が残っていたりするのですが、リフォームを重ねている住宅だと、空き回路を他の電源に使っていたりすることがあります。

IHは単独で専用回路が必要なので、空き回路がなければ増設する工事が別途必要ということです。

補足版!新築工事を計画されている場合

リフォームとは関係ないのですが、新築工事を計画されている場合。

システムキッチンを選択するときに、調理器具をガスコンロとIHクッキングヒーターから選択することになるのですが、ガスコンロを選ばれた方も、IH用の電源を一緒にシステムキッチン裏まで配線してもらうのが賢明です。

現状ではガスコンロがいいと考えていても、この先30年、40年と住み続けることになると思いますので、その間にIHに変更する可能性は十分にあり得ますよね。

後からリフォームはもちろんできるのですが、結局は配線をやり直さなくてはなりません。

キッチンの位置によっては、配線を壁裏や天井裏に隠せずに露出配線となる可能性もありますので、最初の配線のときに一緒にされることをおススメします。

ガスコンロからIHに変更!工事費用はいくらかかる?

それでは、工事費用についてです。

ガスコンロからIHクッキングヒーターへ交換するためには以下の工事が必要です。

  • ガスの閉栓、撤去作業
  • 既存ガスコンロの撤去
  • 分電盤からの配線作業
  • IHクッキングヒーターの搬入、据付作業

それぞれ、ガスの閉栓や撤去作業で3万円、ガスコンロの撤去で1万円、配線作業が6万円、搬入据付で2万円程がおおよその相場となります。

IHクッキングヒーターの本体は別途必要になりますので、+12万円ほどが工事費ということです。

IH本体自体は、通販で格安に手に入れることができますが、業者に依頼する場合は8万円から20万円前後となりますので、合わせて20万円から30万円ほどかかる計算になります。

ガスコンロからIHに変更!まとめ

ガスコンロからIHクッキングヒーターに取り換えるときの工事費用や注意点について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

IHクッキングヒーターにリフォームを検討されている方で、本体費用のみで使うことができると思われている方が意外にも多いので、今回記事にさせて頂きました。

IHに交換したいと思っているけど、どこに頼んだらいいか分からない方は、以下の記事も参考にしてみてください。